そして、バトンは渡された

表紙がなんとなくそそられなくて、
気にはなっていたのに、ずっと手に取らなかったような気がする。
いつも本屋で目があっていたのに。

やわらかい文章なのにぐいぐい引き込まれ、
あっという間に完走した。

主人公とも、そのほかの人々とも、
あんまり共通点はないのに、なんか親近感がある、
不思議な話。

森宮さんも、梨花さんもなんだか、知り合いみたいな気さえする。

大人になって、実感しているのだが、
家族って一緒にご飯を食べることなのかも、ってこと。
もちろん、お仕事とかで毎日一緒に食べないこともあるけど、
一緒にご飯を食べることが当たり前の関係のことなのかなって。

忙しくて手抜きのご飯も、相手のことを思って作った
念入りのメニューもどっちも、毎日のご飯なんだよね。

並木道散歩

先日仙台に行って、なんてことはなく、
ぶらぶら散歩しているのが好きで。
ふと気づいたのだが、並木道が好きなんだなと。

仙台はケヤキの立派な木が並ぶ並木道。
他にも国立も好きだな、と思ったことを思い出したり。
国立は桜ですね。
神宮のイチョウ並木もありましたね。
イチョウはちょっと注意が必要だけれども。
表参道もケヤキの並木道、高級ブランドばかりで
あまりお散歩て感じではないけれど。

小沢健二のいちょう並木のセレナーデも大好きだった。
そういえば。

滋賀にメタセコイアの並木道があるらしい。
一度訪れてみたいですね。

並木道のある街に住みたいな。

はらこめしならぬはらめし

せっかくはらこめしを食べたので、
味の記憶があるうちに再現してみようと思い立ち、
スーパーで鮭を買って作ってみました。

ご飯2号、
鮭2切れ
だしパック
みりん
しょうゆ

出汁を濃いめにとり、しょうゆとみりんで味を調えて、
だし汁に鮭の切り身を入れる。
弱火で少し煮るか、蓋して火を止めてしばらくつけ置き。
出汁が冷めたら出汁と鮭を入れて炊く。
スーパーにいくらが売ってなかったので、
いくら抜きになりましたが、ちゃんと記憶通りの味。
はらこ→腹子なんだろうから、はらめしになってしまいましたが
満足満足。

本日ははらこ飯と、ソーセージ、ゆで卵、ちくわの磯部揚げで
お弁当にしてます。
鮭が塩焼きじゃないだけでいつものお弁当だな。


仙台名物考察

ご当地もの、旅行だったり出張だったりすると、
純粋に食べてみたいし。
もてなされたりして、食べる機会がありますよね。

美味しく感じて嬉しい出会いだったり、
なぜこれが?と思ったり。
食べたら意外に美味しかったりとか、いろいろです。

先日仙台に行ったので、いくつか名物を食べる機会がありました。
あくまでも私の個人の好みになりますが、記録しておこうかなと。

ずんだ:枝豆の甘いの、という印象が強すぎて、
食べないで良いと思っていたけど、食べてみたら軽い食感のあんこでした。
思ったよりずっと美味しい。うれしい発見。

牛タン:特に牛が名産品ではないのに、牛タンて、と思わずにいられない。
1cmには満たないくらいの厚みでじっくり焼いたタンは美味しいけれど、
なんだかねえ。そもそも牛肉に対する思い入れが少ないので...
あの店で食べたら美味しい!というのに出会えなかっただけかもだけど。

はらこめし:これまた意外に出汁がしっかり効いた炊き込みご飯に
鮭がさらっと乗っている...もっと塩味系かと思ったらしっかり出汁醤油味。
嫌いな要素が無いので、なんとも言えないけど。
普通に週に1回食べれるお味。
近所の食堂とかで出してほしい。

三角揚げ:そもそも油揚げが好きなので、文句なし。

他に麻婆焼きそばとか、冷やし中華とかあるみたいですが、
今回は機会が無かったので、ぜひ次回。






いちのやののり弁

のり弁的なおかずのお弁当が好きな私だが、
お弁当を買う、ということは少なく。
お弁当といえば、自分でつくるものだったのです。

というのは以前出張の多い仕事についていた時に
毎日のように新幹線で移動中にお弁当を食べることが多く。
しばらくお弁当はいいや、というくらい食べた気分で。

外でランチをするか、自分のお弁当をデスクで食べるか、
忙しくてお昼を食べる時間がないときには、
おにぎりやサンドイッチを食べるのが丁度良いように感じてました。

ここのところ、天気の良くない日が続いていたし、
ふと外に出たら太陽とぽかぽかした陽ざし。
たまには外でお弁当でも食べようか、と。
いちのやで海苔弁を買ってみた。

おかずは鶏肉の照り焼き、ゆでたまご白身魚のフライ、
ちくわの磯部揚げ、きんぴらごぼう、青菜のお漬物。
と私の好きなものばかり。
出来立てで、ごはんやおかずも温かく、
太陽を浴びながら食べて、
お弁当の良さを久しぶりに感じたのでした。

秋の夕暮れに聴きたい曲 Starlight

​シンプルで、ストレートで美しい曲。

なぜか秋っぽい少し物悲しいところも大好き。
夏の夜っぽい感じもするな。
わくわくする感じとか。

Far away
This ship is taking me far away
Far away from the memories
Of the people who care if I live or die
Starlight
I will be chasing a starlight
Until the end of my life
I don't know if it's worth it anymore


Starlight




魚卵の誘惑

蟹か海老か。
などとも考えてみたが、私はやはり魚卵に目が無い。

この時期、ほんのひと時だが生のいくらが食べれるのだ。
業者さんはこの時期に一年分のいくらを仕込むらしい。
筋子をできるだけお手頃に購入して、
丁寧にほぐし、酒としょうゆとみりん。
または酒と塩で味付けしたいくらの美味しいこと...
ご飯が無限になるというものだ。

私はできるだけ水でほぐしているが、
ぬるま湯でほぐすと簡単にぽろぽろほぐれる。
その場合は、少し生臭さがたつので、
醤油を濃いめにすると良いかも。

魚卵といえば明太子も欠かせない。
焼き明太子は大好物だし。
しらたきの明太子和え、蒸し野菜を明太子マヨネーズで食べるのも最高。
明太子パスタは夜食の定番だ。
たらこは好きなのだが、明太子より少々足が早いのが困りどころ。

数の子は出汁で炊いておかか和えにしたのが好み。
若いころはわからなかった滋味があるように思います。

そして、日本でも最近作られているキャビア
数えるほどしか食べたことはないのだが、
きりっとした塩味と濃い海の味、旨味が後を引く味。

そしてお手軽といえばとびこ。
サラダにまぶしたり、シウマイに乗せて蒸してもおいしい。

毎年この時期になると魚卵のことばかり考えてしまう。