2022年9月レビュー:NODA・MAP Q 〜A Night At The Kabuki~
久しぶりの野田地図です。
最後に見たのはコロナ前になってしまいました。
コロナでたくさんの時間や機会を失ってしまったことに
改めて悲しい気持ちです。
野田マップの舞台は、舞台ならではの楽しさが詰まっていて、
体験する感じがたまらないです。
今回のQはクイーンをモチーフに、楽曲が使われていながら、
松たか子さんはとくに大好きな女優さんで、
舞台での声の強さもかっこよく、
野田地図では、年代を行ったり来たり、時間を超えるような設定も
素直に受け入れてしまうような、存在感にいつも引き込まれてしまう。
松さんや、大好きな女優さんを見ていていつも感じることなのだけれど、
俳優さんというお仕事って、媒介なんだなと思う。
何かイメージとかメッセージとかそういうものが
俳優さんを通して、形となって、時には言葉となって届く。
それをすごく感じるのが野田地図なんだな、と思っている。
野田地図では対比する関係性も描かれることが多くて、
今回は過去と現在のような形で、
上川隆也さんと志尊淳さんがキャスティングされていたのだが、
初めて舞台で見る広瀬すずさん、志尊淳さんもすごく良かった。
志尊さんは映像でのお仕事では柔らかい性格の役や
ゲイの役をされるところを見たことがあったけど。
Qでは若々しい、男らしい青年役でそれがすごく似合っていた。
映像のイメージとは全く違うのが新鮮、これぞ舞台だからこそ。
野田さん自身もいつも通り、ひとりで性別や年齢、国籍を超える存在感でした。
ほんと、一瞬でなんでも超えてしまうのよ。
頭も疲れるんだけど、やっぱり野田地図の熱に巻き込まれるのはいいもんです。
蟹か海老か論争
きのこたけのこ論争なんてのがありますが。
蟹か海老か論争ってのもまあ、なくはない。
なんとなく、子供のころは蟹より海老で。
大人になると海老より蟹になるような。
そんな漠然としたイメージでした。
海老の方が価格替が上から下までだし、
お手軽ですよね。
バナメイ海老もしっかり市民権を得たし。
エビフライ、海老グラタン、海老ピラフ。
うん。海老は庶民のお財布にもやさしい。
しかし、日本海にアクセスのある人々は少し違う。
先日、蟹を食べに来ませんか?
とお誘いを受けました。
ズワイガニは9月から解禁になるそうです。
蟹の味噌を囲炉裏であっためながら、
足をむきむきつまみます。
美味しい、美味しいのですが、
なんかあの蟹ってむきむきしならがら食べるの、
子供のころから親しまなかったので、
なんか落ち着かないのですよね。
しゃべってると食べられないし。
しゃべりながら、美味しく食べたいのよ。
鯖を見直す旅
鯖、お値段お手頃で家計の味方、鯖。
とはいえ、みそ煮も、塩焼きも油が重くてそれほど好きではなかったのです。
この度ちょっとした用事があり、京都の地方に行くことになり、
京都駅でお弁当を購入することになりました。
3種類ほど買って2人でつつこう、ということになり。
おかずの多いお弁当と、鯖寿司、鯛ちらしを購入。
酢でしめた鯖を昆布で巻いた鯖寿司、身の油の重さを感じず
美味しくぺろっと食べてしまいました。
鯖の苦手な先入観をすっかり裏切られました。
また、朝食でへしこも頂く機会がありました。
たぶん、自分では食べてみよう、と思わなかったと思うので、
こういう出会いはありがたいですね。
保存食なので、かなりしょっぱくはありますが、
発酵したうまみが白米にあって、ごはんが進みます...
鯖らしい味わいではないのだけど、美味しかった。
ついつい、保守的になってしまうところを、
新鮮な気持ちになれるの、旅の醍醐味ですね。
たかが葉っぱ、されど葉っぱ
夫婦お二人のイタリアンレストランがありまして、
グリーンサラダと、パスタのランチセットが美味しいです。
デザートもつけたいところですが、
それはたまにの贅沢ということで。
注文すると、サラダを混ぜるようの大きなボウルに
あらかじめあらってあるグリーンをふたつかみ、
入れ、ソースを入れて、手でさっ、さっと混ぜるのを見るのが好き。
日替わりのトッピング、トマトだったりナッツだったり
さつまいもだったりを乗せてできあがり。
パスタもおいしくて好きなお店なのだが、
サラダも手を抜かない、そんなところがとても好きです。
サラダは、水をしっかり切る、
葉っぱものには全体的に混ぜて味をなじませる、
は手を抜かないようにしています。
お気に入りのソースはシンプルに塩、胡椒、オイル、
ワインビネガーと、かんきつ系を混ぜること。
これをベースにお醤油や、ゴマ、しょうが、マスタード、
玉ねぎやニンジンのすりおろしを入れてバリエーション。