外食の楽しみ、朗々と、かんだやぶそば

週末の私の食習慣は、たいがい2食。
朝なのか昼なのか、
ブランチと呼ぶのはなんだか気恥ずかしいようない1食と。
早めの夜ご飯を食べる習慣がある。
なので、どうか、土日は通し営業(閉店早めでも良いので)
のお店が増えてくれることを祈るばかり。
この習慣につきあってくれる店は割と少ないのだ。

そんな私に付き合ってくれるのは、たいがい日本蕎麦屋、街中華、ホテルあたり。

最近ランチで一旦閉めてしまうお蕎麦屋さんも増えているけれど、
蕎麦前をビールか日本酒でつまんで、
しめのお蕎麦を食べると、ほーっと良い溜息出るんだな。
ああ、日本ていいなあ...って。

かんだやぶそばは、神田淡路町のそこだけタイムスリップしたかのような
街並みの一角にたたずむお蕎麦屋さん。
なんと明治13年創業です。
庭園を眺めながら飲む瓶ビールは最高です。

独特の、朗々と謡うように注文を通して頂くのも
ここならでは、という感じでいいのよね。

ここの鴨のお出汁がほんとに美味しいので
鴨抜き、というメニューがあるのもわかるわあ。
(でも食べるのは鴨せいろ)
などと脳内タイムスリップしつつ思うのでした。